【OFFICIAL】PORTER CLASSIC ONLINE SHOP

2022/03/06 13:37



「雪かき、タノム。カエレ。」

電報のような連絡が、母親から届きました。

朝、昼、夕方と雪かき三昧。
安心しなさい、今日の努力は報われると母は言いました。

朝起きると太陽の偉大さと預言者の母に感動。 雪はどんどん溶けていき、イチョウの木の根元には福寿草が今年も咲きました。

春へと向かっています。

そう、お店も春夏物がどんどん入荷してきまして、
中でも"PÈRE TANGUY" SASHIKO! 実際に試していただけましたか?

お店が美術館なんですよね。
スタッフもお客様と一緒になってもう釘付け。

改めて実物を拝み、
SASHIKOが油絵になってる。
いや、油絵がSASHIKOになってる。
とにかくかっこよすぎるから、これ着てベレーとストール巻いてパリのモンマルトルへ向かうんだ。
あの”ジュリアン・フランソワ・タンギー”が画材屋兼画商を営んでいたと言われるあのお店へ。

欲を言えば、時代もタイムスリップしたい。

"PÈRE TANGUY" SASHIKOの由来にもなってます、ゴッホの作品”タンギー爺さん”は皆様ご存知ですか。

驚きました、彼は刺し子ジャケットを着こなし、優しい瞳でこちらを見つめているのです。
忘れてはいけない、背景は我らが日本の浮世絵です。
たまりませんね。

実在したこちらのタンギーさんは、ゴッホのようなお金のない芸術家を支援する為に、彼らの作品と交換で画材を提供していたそう。

そんな心優しい方の周りは自然と若者たちでいっぱいに。
みんなから愛されまくった結果、
親みを込めて”タンギー爺さん(PÈRE TANGUY)”と呼ばれていたそう。

いやあ、文化を学ぶって楽しいですね。
掘れば掘るほど宝物が出てくる感覚で。

街では魅力的な展覧会や映画、始まっているそうなので、PCと一緒に1日1日存分に文化と触れ合って楽しんでください。
私も後から追いつきます!

春です!!!!

田中