今日はこのレザーについて語らせて下さい。
まず、人生で出会った革ジャンの中でこれが生涯の相棒か。と思わせてくれた唯一のレザーです。

20歳前後、ヴィンテージのレザージャケットを来る日も来る日も追いかけていました。
ロンジャンの魅力を知り、アメリカ物を着て、筋トレせねばと反省する。
そんな日々の中で、出会い、手に入れた嬉しさはあっても、着た瞬間に感動するという事はありませんでした。
革の種類もカウ、ホース、シーブ、ゴート、ディアと色々と経験してきました。それぞれの特徴と着た時の性格があり、それも革の楽しみの1つだなと。

しかし、このレザージャケットは北米の牛ステアを使用しながらも、イヤなゴツさ、硬さを一切出しません。しかも、手にしたその日からです。
個人的には肩の雰囲気が特に気にっています。通常オーバーサイズであれば、肩が張り好みのシルエットは出ません。これはパターンと革質が最高の調和をしてくれているからだと思います。何度も言いますが、牛ステアでです。感動です。


僕は通常色んなアイテムをMで着用しておりますが、今回はLを選びました。
なぜか1つ上のサイズがしまります。
普段Lの方、銀座店XLがラスト1着だけとなっております。この感動をぜひ。



菊地