山形県酒田市庄内の、とある超ローカルプレイス。
小説や、山田洋次監督の作品で垣間見てきたあの世界観そのまま。

もちろん監督は玲雄さん。

天気も雰囲気に合わせての小雨といい、相変わらず全てのタイミングが一致しての撮影がスタートしました。
遠くにいる監督の右手が上がった合図で、50m無いしの茂道を、僕ら2人でザッザッザッ。

監督
「新吉ー顎下げて、口閉じる！千田はちょうどあの電柱の方をみながら歩こう！」

「そうそう！いい感じ！次はちょっと小走りで、もう少し距離詰めようか！ちょっと俺もそこ行くわ！」

監督は乗せるのが超上手くて、いつのまにか気持ちは映画の主演。

「檀れいとの絡み、ありそうだなこれ」
って油断してたらNG連発。
とても貴重な経験ができました。

家の中での野暮浴衣、こればっかりは味わったもん勝ちだ。

是非ともサイズあるうちに、この喜びを分かち合いましょう。

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新吉